日本フッ素化学会

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産学連携部会 部会長挨拶

部会長 市川 淳士 (相模中央化学研究所 招聘研究員)

 このたび、日本フッ素化学会産学連携部会の部会長を拝命いたしました。
 本部会の発足時(2020年)、私は日本フッ素化学会の会長を務めておりました。日本学術振興会第155委員会の第6期委員長であった萩原理加先生と共に委員会活動の継続に腐心し、当時の関係役員の方々の絶大なご協力を得て、本部会が誕生したわけです。それからはや、部会長任期3期の6年を経たことになります。この間、先の部会長である山崎孝先生、柴田哲男先生を中心に、庶務幹事であった矢島知子先生、有光暁先生を始め、役員を務められた方々の献身的なご努力より、本部会の活動も整備されました。
 本部会は、フッ素化学分野における産業界と学界の強固な架け橋として、情報交換や技術開発に寄与してきました。私自身、学界に身を置く者として、企業の皆さまが日々直面されている現場のニーズへの対応や実用化に向けた製品開発を見聞きし、大きな刺激を受けています。このたび部会長を務めるにあたり、私は本部会の一層の発展を目指して、「産学の両会員の皆さまにとって真に価値のある部会運営」を方針とします。具体的には、以下の3点に注力してまいります。
 第一に、会員の皆さまの「声」を迅速に反映する仕組みづくりと、開かれた運営体制の確保です。毎回開催する部会総会を通じて、企業の皆さまからのご要望を丁寧に汲み上げ、素早く施策や活動に展開して課題を解決してまいります。「参加して本当に良かった、有意義だった」と実感していただけるような、満足度の高い魅力的な部会にしていきます。
 第二に、発表・講演を通じた会員の皆さまへの情報提供と、次世代の人材育成です。大学・研究機関が持つ最先端の知見を提供できるよう、積極的にその機会を広げてまいります。これにより、会員の皆さまへタイムリーな情報をお届けするとともに、これからのフッ素化学を担う研究者が人脈を築きながら成長できる「人材育成の場」としても機能させます。
 第三に、多様な開催形式の模索・展開と、それによる部会のさらなる活性化です。ハイブリッド形式による部会開催は続けながらも、対面での深い交流の良さを再認識し、時代や状況の変化に応じた開催スタイルを積極的に取り入れます。テーマに応じて議論し易い環境を整え、部会全体の活気を高めてまいります。
 皆さまのご期待に沿えるよう、またフッ素化学の未来に貢献できるよう、全力を尽くしてまいります。会員の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご指導と、積極的なご参加を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

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