日本フッ素化学会

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産学連携部会 活動内容

 旧日本学術振興会(以下学振)フッ素化学第155委員会(以下155委員会)では、産学両界の密接な協力の下に新しいフッ素化学とフッ素利用の将来技術を確立すること、及びその研究成果を広く世界に発信して国際協力に寄与することを目的として、エネルギー、環境、バイオ、プロセス及び新素材といった各分野で、フッ素の特性を活用する高度機能の創出と問題解決を目標とする研究活動を、産学の協力により推進してきました。しかし、学振の方針変更により、令和2年3月末をもって、155委員会は6期30年という長きにわたる活動を終了いたしました。
 今回、産業界と学界が30年間に築き上げたこの大きな成果を継承するべく、一般社団法人である日本フッ素化学会内に産学連携部会を設け、産業界と学界のフッ素化学に関する情報交換を主な目的として、155委員会で行われていた定例研究会を継続的に開催することになりました。方式も旧155委員会と同様、産業界会員の皆様に毎年会費をお支払いいただき、その“対価”として、学界会員による、公表されていない成果を含む内容の発表を通して、新たな情報を入手する機会を提供させていただくという、”Give and Take”のスタイルを踏襲していくことにしております。本産学連携部会の活動は、概ね次の通りとなっています。

1) 旧155委員会と同様、1年に4回開催します
2) 開催場所は、旧155委員会と同様東京と京都とし、4回のうち2回はオンライン開催とします。
 オンサイトでの開催は新型コロナウイルスの感染状況により、オンラインとなる場合があります。
3) 各回は、10時から18時 (予定) という1日での開催とします。その後懇親会を開催する予定です
4) 各学界会員には、少なくとも1年に1回の発表をお願いしています
5) 学界会員の発表は20-30分程度で、質問時間を含めて40分とする予定ですが、
 時間については、その時の状況で比較的柔軟に対応します
6) 事前 (数日から1週間程度前) に部会の発表者ならびに講演題目を公表すると共に、予稿原稿 (pdf版) を配布します
7) 産業界会員の皆様には、年会費として10万円のお支払いをお願いします
8) この年会費は、部会の開催場所のレンタル費用や学界委員の旅費の一部、Zoom等の契約費用などにあてられます

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